2012/12/14 金曜日

歯がためグッズ

Filed under: 日記 — h.nakano @ 11:41:16

 赤ちゃんは離乳食が始まる生後5〜6か月ぐらいの時期に、「吸う」から「噛む」への移行が始まります。上手に噛むことを覚えるためには、歯ぐきや唇や舌などへの刺激が必要といわれています。

この時期に軟らかい離乳食中心で刺激が少ないと、その後に歯ごたえのある食べ物が苦手になり軟食嗜好が助長されてアゴの発育にも影響すると指摘する研究もあります。

自分の力で噛むためのトレーニングが「歯がため」です。生後5〜6か月のゴックン期、前歯が生え始めたモグモグ期、そして噛む楽しさを覚え始めたカミカミ期、歴史的にはそれぞれのステップに合わせて、大人と同じ食べ物を軟らかくしたものや野菜(にんじんなど)のスティックを与えて「歯がため」としていました。

hagatame.jpg最近ではいろいろな既製の歯がためグッズが市販されています。

「キリンのソフィー」というフランス生まれの歯がためグッズは世界中で5,000万個以上も売れているそうです。

歯がためは噛む基礎作りや健全なアゴの発育を助ける大事な習慣ですね。

市販のグッズも上手に活用しましょう。

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2012/12/3 月曜日

神子田の朝市♪(その4)

Filed under: 日記 — h.nakano @ 13:24:10

mikoda1s.jpg 寒くなってまいりましたね。

岩鷲山(岩手山)はすでに5合目あたりまですっぽりと雪帽子に被われております。

麓の盛岡でもオーバーコートにマフラー、手袋、そして随所で暖が欠かせぬ季節になりました。

そんな中、昨日の日曜日、朝の最低気温がマイナス5度とこの秋一番の冷え込みでしたが、地元産のリンゴを求めに神子田の朝市にでかけました。

朝6時、まだ薄暗く、出だしが早すぎたせいか、寒さのせいか、いつもの賑わいがありません。

魚屋さんコーナーの煌々とした明かりが目にまぶしく、威勢のよい売り込みの声が耳に響きます。

市場中列にある地元農家のリンゴ屋さんは、ひっそりと、お客を誘うでもなくお仲間と薪ストーブで暖をとっていました。

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「ジョナゴールド」、「王林」、「サンふじ」、「シナノゴールド」と、収穫したばかりの瑞々しいリンゴがよりどりみどり、しかも格安で購入できます。

この日は「シナノゴールド」を求めました。

独特の甘酸っぱさとパリパリの歯触りがいいですね。早速お気に入りにノミネート。

神子田の朝市はいつも私に新しい発見と幸せを運んでくれます。

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2012/11/23 金曜日

晩秋の小岩井農場から望む岩手山♪

Filed under: 日記 — h.nakano @ 9:53:35

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 日本歯科新聞のフォトコンテストで2010年、2011年と史上初の2年連続で最優秀賞を受賞されたY先生から素晴らしいお写真を頂戴しましたので紹介いたします。

 盛岡市内が霧に包まれた11月11日の日曜日、小岩井農場で朝7時過ぎに撮られたものらしいです。

 中心に据える炎立つ紅葉の立木、清冽な空気感と遠近感、雲ひとつない抜けるような秋の青空、雪を冠した峻厳たる岩手山、そしてそれに連なる鬼ヶ城の尾根・・見ている者を凛とさせる写真だと思いました。手前の牧草地の白さは霜畳でしょうか。淡い緑に映えて厳冬間近の小岩井農場をよく表しています。

 何だか一幅の絵を見るようで感激いたしました。

 先生のお写真を観ていますと、いつも深い精神性までもが感じられます。

 今回も素晴らしいお写真をご提供下さりありがとうございました。

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2012/11/9 金曜日

第6回国際会議IFUNA平泉大会での発表

Filed under: 日記 — h.nakano @ 13:41:05

6thIFUNAas.jpg 10月25日〜28日の4日間、岩手県の平泉と一関市で第6回国際会議IFUNA(Intervention Functional Association) 平泉大会(氷室利彦大会長)が開催されました。

日本で初めての開催となるこの大会は、口腔の機能を活かした歯科矯正治療やその研究に携わる歯科医師、顎顔面領域の治療関係者の集う会で、世界12か国からの参加者があったそうです。

私も氷室大会長の勧めでパネル発表させていただきました。

タイトルは“Severe Skeletal Class II Malocclusion Treated with Activator During Pubertal Period and Good Results Maintained after Twenty Years”(20年後も良好な治療結果を維持していた思春期にアクチベーターを適用した重度な骨格性上顎前突症例)。

発表内容を要約すると、他院で下アゴ(下顎骨)が小さすぎて手術なしでは治らないと言われて受診した13歳の男子に、ある機能的矯正装置(アクチベーター)を1年3か月間使用してもらった所、下顎骨が通常の伸びより3倍以上成長して手術が不要となり、噛み合わせも正常咬合に改善して、それから20年経っても安定した噛み合わせを維持していたというものです。 

この症例は、私に「機能的矯正装置」は有用だと信じるきかっけを作ってくれたものです。

矯正専門医になった今みても非常に重篤な下顎後退を伴う上顎前突症例であると思いますが、この発表を見て下さった方が同様の症状の患者さんを診た時に非手術的な治療アプローチを選択するきっかっけになればとの願いも込めて発表させていただきました。

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2012/10/30 火曜日

「山ぶどうサミット」

Filed under: 日記 — h.nakano @ 13:46:54

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 今年の夏の猛暑どこへやら、先先週には岩手山に初冠雪がみられ、麓でもそろそろ秋の深まりを感じる季節となりました。

 先日、盛岡神子田の朝市で秋の風物詩のひとつであるヤマブドウを売っていました。ヤマブドウは目の覚めるような酸っぱさとエグさが信条で病みつきにもなりますが、この強烈な個性から面白いワインが造られるらしいのです。

 岩手県は、生産量日本一を誇るヤマブドウの産地で、県や地域をあげて認知度向上のために3年前から「山ぶどうサミット」なるイベントを企画しています。

 昨年は、当院のMさんが岩泉でのイベント(辰巳琢郎さん目当て?!)に参加しましたが、肝心の山ぶどうワインのお味はいかがでしたか(2011/10/7のブログ参照)。

 今年は11月9日に久慈市で開催され、国際ソムリエ協会会長の田崎真也さんが来られるようです。

 近い将来、岩手から世界の人の舌をうならせる個性あふれる山ぶどうワインが生まれるといいですね。

 

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