2012/2/25 土曜日

唾液から“がん”が発見できる時代へ!

Filed under: 日記 — h.nakano @ 9:37:22

saliva-cancer1s.jpg 唾液から「虫歯のなりやすさ」や「歯周病の状態」などを調べて、虫歯予防や全身の健康の維持・増進に役立てる研究が進んでいます。

当院でも虫歯の病原菌である「ミュータンス菌」が唾液の中にどれだけいるのか、インフルエンザウイルスを検知するのと同じ免疫クロマト法を用いて迅速に調べて(15分)虫歯予防に活かしております。

最近では、唾液から“がん”を発見する研究も進められています。

神奈川歯科大学の槻木恵一教授(唾液腺健康医学)らのグループは、がんの腫瘍マーカー(血液検査)であるPSA検査を唾液でも行えると報告しました(2011/12/21)。また、慶応大では唾液から、すい臓がん、乳がん、口腔がんを見つけるための新しいマーカーの開発が進められているといいます。

唾液は「痛くない、簡単、誰でも採取できる」という特長があります。

今後の唾液研究には大いに期待がもてそうですね。

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2012/2/14 火曜日

ご存じでしたか歯の供養塚「歯歯塚」♪

Filed under: 日記 — h.nakano @ 9:47:03

hahazuka2.jpg西洋では、抜けた乳歯を乳歯箱(Tooth Box)に入れて大切に保管するそうです。また、抜けた乳歯を枕の下に置いて眠ると「歯の女神 ティンクル」がお祝いにコインを1枚枕元に置いてくれるというというお話しを聞いたことがあるかと思います。

日本では、乳歯が抜けると、下の歯は屋根に、上の歯は縁の下に、次に生えてくる永久歯が丈夫でありますようにと願いを込めて放り投げる風習がありますね。

愛知県名古屋市中区大須にある大須観音の境内には、そんな抜けてしまった歯や古くなった入れ歯などを供養する「歯歯塚(ははずか)」があります。

この塚前の黒御影石はくりぬかれた“Tooth Box”になっていて「納歯口」の表示があります。

「歯歯塚」が建立された発端は、名古屋市の作家、岡戸武平(1897〜1986)氏が随筆で歯の供養を提案したことにあります。これを機に1977年に、大須観音境内に建立され、毎年8月8日を「歯歯塚」の日として、『歯歯塚供養祭』が催されるようになりました。ちなみに、「歯塚」ではなく、「歯歯塚」としたのは、上の歯と下の歯と2つあるためだそうです。

歯は、かけがえのない臓器一部です。大事にケアして生涯大切にしたいものですね。

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2012/2/3 金曜日

広島の黄金ルーキーは歯並びも一級品

Filed under: 日記 — h.nakano @ 9:51:52

nomura-y3.jpg

スポーツ医学の分野では歯並びを直すと平衡感覚や瞬発力が向上するというデータがあるそうです。最近、一流のスポーツ選手でも矯正装置を着けてプレーするのを見かけるようになりましたが、見た目の歯並びの改善だけではなく、奥歯もしっかりバランス良く噛ませて、さらに少しでも運動能力を向上させようという目的もあるのです。

スポニチ・ニュース(2012年1月19日)によりますと、広島カープの新人8選手が昨年末に広島市内で歯科健診を受けました。健診では病気の検査、歯のかみ合わせ、面積、バランスなどを測定。

担当医師はドラフト1位で指名された黄金ルーキー野村祐輔投手(明大)の咬合(こうごう)力について、20〜39歳の成人男性の平均値の930ニュートンより「3割から4割増しくらい」。歯並びも左右のバランスも良いと評価したそうです。

一流選手になり、それを長く維持するためには、歯並びも重要な要素なのです。

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2012/1/23 月曜日

とびだす「龍」の年賀状♪

Filed under: 日記 — h.nakano @ 13:17:25

tashirodoragon1.jpg宮古市出身の紙の造形作家、田代耕司先生から、年始に封書をいただきました。

はじめてのおりがみ(ポプラ社)、とびだすカード(ポプラ社)、紙であそぼう(学習研究社)などの著作がある、現在横浜市を基点に活躍されている方です。

開けてビックリ! 写真のような、ペーパークラフトの「龍」が2匹とびだしました。

被災地の復活と復興を願う炎立つ深紅の双龍ですが、どこか愛らしさも漂っています。田代先生の故郷を思う強くて優しい気持ちが表れているようです。

当院の玄関にディスプレーさせていただいておりますので、お近くにお越しの時にはお立ち寄り下さい。

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2012/1/13 金曜日

西欧人の名前だけでどこの国の人か見抜くコツ?

Filed under: 日記 — h.nakano @ 9:38:36

name-chala1ss.jpgスポーツの国際試合を見ていると、ある国のメンバーの名前が似たような“語尾”ばかりなんてことがよくある。逆に言えば、名前を聞いただけでどこの出身か分かるということかもしれない。
「英語圏でよくあるのは、『ジョンソン』や『ロビンソン』といった『〜SON』が付く姓。また、北欧では『ヨハンセン』や『アンデルセン』などの『〜SEN』がつく姓が多くあります。どちらも『〜の息子』という意味で、血縁が中心の部族社会だったときに広まった姓です」
こうした「〜の息子」を意味する姓は世界各地で見られるという。ロシアの「イワノフ」や「ロマノフ」に共通する「〜OV」、中欧・東欧によく見られる「ストイコヴィッチ」や「ジョボヴィッチ」のような「〜IC」などはいずれもこのパターン。一方、“語尾”ではなく“語頭”につくパターンとしては、アイルランドやスコットランドに多い「マッカーサー」や「マクレガー」の「MC〜」「MAC〜」がこれに相応するという。
「その他、ドイツでは、『クリンスマン』のように『〜MANN』という姓がよくあります。これは文字通り『人』という意味。また、ポーランドなどでよくある『チャイコフスキー』のような『〜SKI』や、オランダの『ファン・バステン』『ファン・ニステルローイ』の『ファン』(VAN〜)は『〜生まれ(出身)』という意味を示しています」
こうした類似“姓”は世界各地にみられるようだ。では、“名”の方はどうかというと、ヨーロッパでは同じ語源を持つ名が各地にあり、各地域や民族ごとに変化しているケースが多いという。
「例えば、アメリカなどの英語圏で多い『ジョン』という名は、イタリアでは『ジョバンニ』、フランスでは『ジャン』、ドイツでは『ヨハン』、ロシアでは『イワン』と呼ばれています」・・・(“ヤフー・ニュース”2011.11.22)。
先日のブログで紹介したように、サンタクロースとナイキの語源はどちらも、勝利の女神「ニケ(Nike)」に由来する。
映画でもスポーツでも史実でも社名でも、その名前に注目してみると意外な発見があるかもしれない。

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