盛岡さんさ踊り
先日、9年ぶりに盛岡さんさ踊りに参加してきました。
参加といっても、うちの会社のビデオ撮影係り。
私の会社は、入社するとまず覚える事はさんさ太鼓。
新人は必ず参加です。それ以来、仕事の都合等で参加
できていませんでしたが、太鼓リーダーを務める同期から
ビデオの撮影をして欲しいとのことで9年ぶりの参加となりました。
私の場合、祭りが好き嫌いの前に人ゴミが好きではないので
自ら進んで祭りなど参加するタイプでありませんが、思えば
大学時代の青森ねぶた祭りも体育の単位ということで強制参加。
それはそれとして、メジャーな「ねぶた」とマイナーな「さんさ」。
なんとなく、撮影していて分かった気がします。
「ねぶた」は誰でも参加できます(跳ねればいいので)。
また、山車も絢爛豪華なので見るだけでも楽しい。
一方「さんさ」は、参加するにも技術が必要。太鼓も踊りも。
そういった意味では完成度の高い祭りでもありますが、なかなか簡単に
参加できない祭りです。それもあってか、近年「輪踊り」というイベントで
誰でも踊りに参加できるものが毎日パレード終了後に行われます。
いずれ「さんさ」は完全に参加して楽しい祭りです。
何より最大の問題点は会場の広さです。青森のねぶた。秋田の竿灯。
いずれも、片道3〜4車線はあろうかという国道を封鎖しての開催。また、
いずれも豪雪地帯なので道路と歩道の間や歩道自体も広い。ようは、
キャパがデカイ。一方盛岡は、中央通の片道2車線かつ1km未満のみ。歩道も
狭い。いくら観光客を呼びたくともキャパが無い。
岩手県民そして盛岡市民としてせっかくならもっと「さんさ」のメジャー化
を望みますが、「見せる。そして、魅せる」祭りにしていかなくては!と思いながらの
参加でした。
あ、実は秋田の竿灯や仙台七夕はまだ見た事がありませんので、来年以降是非!