ある蘭の香り
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5月の連休中に、二戸市で「洋蘭フェスタ 2010」がありました。
会場のカシオペアメッサは、艶やかな色や形のランの花で溢れ、空気が薫っていました。
ランの花は種類が多く、原種で2万5千種、交配種を入れると10万種もあるそうです。
香りにも特徴があるものが多いといいます。
今回の展示品の中では、ある清楚な白いランの香りに惹かれました。
言葉で表現するのは難しいのですが、熟れた桃やバニラの香りに少しシナモンを混ぜたようなとでも言うのでしょうか、引き寄せられるような芳香を放っていました。
ランの種類は『リカステ』。グアテマラの国花で、名前の由来はトロイの王の美しい姫Lycasteにちなむそうです。
「ラン熱中症」という言葉もあるそうですが、この花一つみてもその理由がわかる気がしました。
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