「田沢湖畔にたたずむ辰子像」
2010年の日本歯科新聞のフォトコンテストで最優秀賞を受賞されたY先生から、「辰子像」の写真を頂戴した。
どうしてなのだろう? Y先生が撮影されると実際よりも素晴らしく見えるのである。この瞬間がくるのをずっと待たれて撮影されたのでしょうかとお訊きしたら、車で通りがかりに撮ったスナップ写真だと言われる。
朧がかった遠い対岸の山を中心に据えて、茫漠たる湖、うららかな雲のたなびいた空、辰子の角度と少しの影も絶妙で今にも動き出しそうである・・
先生の写真の上では、像ではなく魂を吹き込まれた妖精のように思えてきた・・
タイミングを瞬時に捉えて的確に切り取る感性、一流たる所以である。
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