「歯並びの意識調査」
歯並びが大切だと考える人が多い一方で、かみ合わせの悪さが関係する口のトラブルに対する認識が十分ではないとの調査結果を、日本臨床矯正歯科医会がまとめた。
同医会は、全国10〜50代の男女1000人を対象に、歯並びに関する意識調査をインターネットで行なった。
その結果、71%が「歯並びは第一印象を左右する」と答えた。「芸能人だけでなく、一般人も歯並びは大切」と答えた人も68%と多かった。
人生の中で歯並びが大切と思われる場面を聞いたところ、「お見合い」が62%で最も多く、次に「入社試験の面接」54%、「デート」50%だった。
「美しい歯」を手に入れるためにかけられる費用を、「美しい肌」と比べて聞いたところ、歯の方に費用をかけたい人が多かった。
ところが、かみ合せが悪いことで発症する可能性が高まる口のトラブルに対する認識を聞いたところ、最も高い「顎関節症」57%、次に「虫歯」で55%、「歯周病」45%、「発音が悪くる」が40%などの結果だった。
同医会は「歯並びへの関心は高いが、かみ合せが口の健康にも深くかかわっていることへの意識は不十分」としている。
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