新顔野菜 アイスプラント♪
神子田の朝市は不思議なスポットです、いつも何かしらの新しい発見があります。
先日あるお店で、スワロフスキーが張付いたように綺麗に光る葉野菜を売っていました。拡大してみると葉や茎にビッシリと氷粒のような水泡がついています。「アイスプラント」という名前は、この水泡がキラキラして、凍っているように見えるのでつけられた名前だといいます。
ひと口噛んでみたら、水泡から出る水分に程よい塩味が感じられます。プチプチという食感が心地よく、しかも多肉質の葉が柔らかです。
このアイスプラントは、リンゴ酸にナトリウムやカリウムなどのミネラル類、そしてカロチンを豊富に含み栄養学的にも優れているそうです。粒々の部分は水を蓄えるプラッター細胞です。
元々は南アフリカ原産の多肉植物で、害虫に強く無農薬栽培も簡単。土壌の塩分を吸い取る能力があるため、佐賀大学農学部が有明海沿岸の塩害対策に役立てようと輸入したものです。ひょっとしたらこの度の大震災で塩水に冠水した田畑の除塩に役立つ植物かもしれませんね。
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