歯がためグッズ
赤ちゃんは離乳食が始まる生後5〜6か月ぐらいの時期に、「吸う」から「噛む」への移行が始まります。上手に噛むことを覚えるためには、歯ぐきや唇や舌などへの刺激が必要といわれています。
この時期に軟らかい離乳食中心で刺激が少ないと、その後に歯ごたえのある食べ物が苦手になり軟食嗜好が助長されてアゴの発育にも影響すると指摘する研究もあります。
自分の力で噛むためのトレーニングが「歯がため」です。生後5〜6か月のゴックン期、前歯が生え始めたモグモグ期、そして噛む楽しさを覚え始めたカミカミ期、歴史的にはそれぞれのステップに合わせて、大人と同じ食べ物を軟らかくしたものや野菜(にんじんなど)のスティックを与えて「歯がため」としていました。
最近ではいろいろな既製の歯がためグッズが市販されています。
「キリンのソフィー」というフランス生まれの歯がためグッズは世界中で5,000万個以上も売れているそうです。
歯がためは噛む基礎作りや健全なアゴの発育を助ける大事な習慣ですね。
市販のグッズも上手に活用しましょう。
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