縦の虹
6月24日(日)の夕方6時50分頃、4号線の津志田交差点付近で少しだけ左に傾いで立ち上がる巨大な虹を見ました。虹特有のアーチは無くて、太い虹色の円柱が曇天の空に向かってすっくと一直線に伸びていました。先端は丸みをおびていますが朧にかすんでいて、巨大な半透明の生き物が水煙を纏って地表から天に昇ってゆくようにも見えました。
漢字の「虹」が虫偏であるのも、中国の伝説では虹を蛇や竜の一種と見なすからだといいます。
私にはこの時、間近に見えた太くて美しいこの虹が、背が赤く腹が青い巨大な龍が天に昇ってゆく姿のようにも思えました。
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