いびきと眠りの公開講座2012
先日(9月2日)睡眠医療研修会「日常診療のための睡眠関連疾患診断の実際」が、盛岡市の「いわて県民情報交流センター アイーナ」で開催され、歯科部門の担当者として参加してきました。
12年目を迎える今年の盛岡での研修会は、例年行われている一般の方々への公開講座の形はとらず、睡眠関連医療の従事者を対象に行われました。
今年の教育講演(1)では、岩手医科大学 内科学講座 糖尿病・代謝内科の高橋和眞先生が「耐糖尿障害と睡眠呼吸障害」と題して、また、教育講演(2)では、岩手医科大学附属病院花巻病院の大坂英通先生が「治療抵抗性高血圧症と睡眠呼吸障害」と題して講演されました。
肥満と関係なく糖尿病の方は睡眠時無呼吸症候群(SAS)を発症し易いことや、SASがあれば循環器疾患の発症率が4倍高まるなど、SASが糖尿病や高血圧とも密接に関わっていることが示されました。
今年の「いびきと眠りの公開講座2012」は、9月15日(土)午前10時から(12時迄)宮古市民総合体育館で行われます。岩手医科大学 睡眠医療学科と盛岡赤十字病院の神経内科の先生が話されます。参加費は無料ですので、睡眠についてお悩みに方はご参加下さい。
来年の「いびきと眠りの公開講座」は、2013年9月1日(日)盛岡市で開催予定です。興味のある方は、時々「北東北睡眠医療研究会」のホームページをご覧下さい(http://blog.suimin.org/?month=201008)。
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