「むすぶ思い」
いつも素晴らしい写真を提供下さっているY先生が、昨年に続き2011年の日本歯科新聞のフォトコンテスト最優秀賞を受賞されました。2年連続最優秀賞受賞の快挙にて、心からお祝い申し上げます。
受賞したお写真のブログへの掲載をお願いしました所、快くお認め下さり、お写真の添付のみならず撮影の状況やいきさつまで教えて下さいました。
今回も受賞作品を多くの方に見ていただき喜びを分かち合いたく、審査員長の評とともに掲載させていただきました。
2011年のフォトコンテストのテーマ「絆」
最優秀賞の画題「むすぶ思い」
【審査員長の評】昨年も最優秀賞を取った方だが、相変わらず突出したレベル。降りしきる雪をしっかり写しつつ、白鳥も撮っているが、このように撮るのは難しい。テクニックがある。子供も良い画角で入っており、アマチュアの域を越えている。中央右の2羽がハートリングを作っており、2人の子供と対になっている。昨年も最優秀賞だったので迷ったが、ここまできっちり撮っているので、文句なしの受賞。
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撮影場所は御所湖です。
白鳥撮影に早朝から通っていた頃で、当時はこの場所に同年代の撮影仲間が6〜7人は居たものです。
撮影当日は朝から激しく雪が降っていて、対岸も見えない状況でした。
そろそろ帰ろうとした時、親父さんと二人の子供が白鳥の餌やりに訪れた瞬間です。子供の着衣の色が雪の中で映えて、普段あまり人物を撮らないのですが、丁度陽が差してきてあたりが素晴らしい光景となったため、無我夢中で10枚程シャッター切りました。その中の1枚です。
今回の「絆」というテーマは大変難しく、題名に情景を表現したつもりです。
(横澤歯科医院(盛岡市):横澤昭平先生)。
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「絆」捕らえどころのないとても難しいテーマ・・
上半分に何も写っていない(対岸が見えない?)のは降雪と朝霧のせいでしょうか。
斜め上方から降り注ぐ光の粒に目を奪われました。
光に溢れ希望に満ちている現世ようでもあり、冥界のようでもあります。
白鳥たちが全く怖がらずに子供たちを受け入れている様子が伝わってきます。まさに「絆」・・なのですね。
先生の写真を拝見しますと、どれにも深い精神性のようなものまでもが写し込まれているように感じられ、心が洗われます。
昨年に続き、日本歯科新聞で最優秀賞の受賞、本当におめでとうございます(H.N.)。
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