2011/3/29 火曜日

日本人のマナーの良さ

Filed under: 日記 — h.nakano @ 12:19:48

 東北地方太平洋沖地震から2週間が経過しましたが、まだまだ厳しい環境で不自由な避難所生活をされておられる方も多いことと思います。

 そのような中、各国のメディアが日本人のマナーの良さを賞賛しています。

 外国のメディアの記事を読んで、改めて私たち日本人が人を思いやる気持ちに富んだ素晴らしい民族だということを認識させられました。そしてそのことを誇りに思いました。日本国民がひとつになって被災者を支援し、この未曾有の困難を乗り切りましょう。

 以下にその記事を紹介します。

 

 東日本大震災の被害や福島第1原発事故が連日、トップニュースで伝えられている米国で、被災者の忍耐強さと秩序立った様子に驚きと称賛の声が上がっている。「なぜ日本では略奪が起きないのか」―。米メディアは相次いで、議論のテーマに取り上げている【ワシントン時事】。

  CNNテレビは、2005年に米国で起きたハリケーン・カトリーナ災害や10年のハイチ大地震を例に「災害に付き物の略奪と無法状態が日本で見られないのはなぜか」として意見を募集。視聴者からは「敬意と品格に基づく文化だから」「愛国的な誇り」との分析や、「自立のチャンスを最大限に活用する人々で、進んで助けたくなる」とのエールも寄せられた。 

 

「マナー世界一」 中国、日本人の冷静さを絶賛

goodmanner1.jpg 地震多発国で東日本大震災への関心が高い中国では12日、非常事態にもかかわらず日本人は「冷静で礼儀正しい」と絶賛する声がインターネットの書き込みなどに相次いでいる。短文投稿サイト「ツイッター」の中国版「微博」では、ビルの中で足止めされた通勤客が階段で、通行の妨げにならないよう両脇に座り、中央に通路を確保している写真が11日夜、投稿された。

 「(こうしたマナーの良さは)教育の結果。(日中の順位が逆転した)国内総生産(GDP)の規模だけで得られるものではない」との説明が付いた。

 この「つぶやき」は7万回以上も転載。「中国は50年後でも実現できない」「とても感動的」「われわれも学ぶべきだ」との反響の声があふれた。大震災を1面で報じた12日付の中国紙、環球時報も「日本人の冷静さに世界が感心」との見出しで報じた【共同通信】。

 

 「お先にどうぞ」「いえ、私は大丈夫です」。14日付の韓国紙、中央日報は、東日本大震災で被災地の住民たちが譲り合いの精神を忘れずに対応し、怒号が飛び交うこともなかったと称賛する現地ルポを伝えた。

 地震で停電した秋田市内のホテルでは非常食としてうどん10杯が用意されたが、約50人の宿泊客らは先を争うことなく、互いを気遣ったと紹介した。

 こうした冷静な行動は、他人への「迷惑」を避けようとする独自の文化によるものだと分析。被災地での略奪は一件も伝えられていないことに加え、津波に人が巻き込まれる場面を放映しないなど、報道機関も被災者に配慮していると指摘した。

 また、13日付の米紙ロサンゼルス・タイムズは、東日本大震災の被災者が最悪の状況下でも秩序を保ち、他人を気遣い続けているとして「日本人の気質は損なわれていない」と好意的に伝えた。

 記事は、被災地で本棚の下敷きになった高齢女性の家族の話を基に、この女性が救出された際のエピソードを紹介。女性は救急隊員らに面倒をかけたことをわび、ほかにもっと早く助けるべき人がいたのではないかと尋ねたという。

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